ポルカをはじめとするヨーロッパ由来のダンス音楽と黒人特有のリズムが融合し、19世紀末に誕生した混血音楽「ショーロ」は、サンバやボサノヴァの成立にも影響を与えるなど、ブラジル大衆音楽の源流と言えるものです。ギター、カバキーニョ、フルートを中心としたインスト演奏が一般的なショーロですが、唄うとなると歌詞をかつ舌よくハイスピードで器楽的なメロディに乗せるために、高い技術が求められます。片山叔美さんは日本でも数少ない「唄うショラォン」です。
-谷中ボッサオープン1周年記念ライブ-
-谷中ボッサオープン1周年記念ライブ-

 ■時  間
:13:00〜19:00(1時間毎に20分ほどのステージとなります) 
 ■出  演片山叔美(vo.)、高田泰久(g.)
 ■料  金
:1オーダー+投げ銭です
 ■会  場:谷中ボッサ(〒110-0001東京都台東区谷中6-1-27)
 ※予約不要です。ご都合のよろしいお時間にお越し下さい。
かたやま・よしみ●12歳からピアノレッスンを受け、シンガーソングライターを志す。20歳頃から舞台音楽の作曲やアレンジをし、また日本伝統芸能を学び、三味線と歌で地方公演を行う。のちにブラジル音楽に傾倒、ボサノヴァ、サンバ、ショーロなどをサンパウロ出身の女性シンガー、ウ゛ィウマ・デ・オリベイラに師事。2003年半ばにはバンドリン奏者の中沼浩、ピアノ奏者の鈴木厚志と「DEMAIS」(ヂマイス)を結成、ショーロレパートリーを中心に活動を続けている。2004年渡伯。「ショーロの女王」と呼ばれるアデミウヂ・フォンセッカに師事、生活を共にした。ブラジルでもアデミウヂしか歌うことができないショーロレパートリーを歌う日本人が現れたと話題になり、アデミウヂのショーにも出演。また、ブラジルのラジオ・インターナショナルに出演、新聞などでも紹介された。「日本のRainha de Chorinho」と称され、 さらにアデミウヂと性格、好み、特技、不得意なものが一致し、靴のサイズまでが同じだったことから「前世があるなら私の娘・・・」と呼ばれた。アデミウヂと録音を果たし、現在CD製作中。http://www.h6.dion.ne.jp/~choro443/
片山叔美(ボーカル)
高田泰久(ギター)
たかだ・やすひさ●1967年7月10日生まれ。東京都出身。ブラジルで伝統的に用いられる7弦ギター奏者として、ボサノバやサンバの歌手の伴奏や、ショーロなどのブラジル伝統音楽の演奏活動をしている。1991年に初めて渡伯(ブラジルへ渡る)、エスコーラ・ヂ・サンバ「エスタシオ・ヂ・サー」のリハーサルに参加するなど、主に打楽器の演奏法を習得。1999年に再渡伯した時には、リオ・デ・ジャネイロに3ヶ月間滞在、ショーロのギター演奏法を学び、コンサートやラジオ・ナショナルのショーロの番組に出演するなどの活動をした。 現在、7弦ギター・デュオ「Dois Pra La'」での活動の他、ガフィエラ・ショーロ・バンド「Conjunto Chorinho Amoroso」にも参加している。
谷中ボッサオープン1周年記念  アコースティックライブ開催決定!
トダマミーツ谷中ボッサcoffee or music?